ハンバーガー百名店とは?選ばれ方・見方・上手な使い方を解説

目次

「ハンバーガー百名店」という言葉は、いまやグルメバーガー好きにとって“店選びの地図”のような存在になりました。初めての街でも、遠征でも、「まず外したくない」「今行くべき店を押さえたい」ときに強い指標になります。

一方で、百名店は“審査員が選ぶ賞”とは仕組みが違い、見方を誤ると「思ったより普通だった」「自分の好みと違った」と感じることもあります。
この記事では 一般社団法人日本グルメバーガー協会 監修のもと、ハンバーガー百名店とは何かを正確に整理し、納得感のある使い方までまとめます。


1. ハンバーガー百名店の正体は「食べログ 百名店」のハンバーガー部門

ハンバーガー百名店は、食べログ が展開する「食べログ 百名店」の中で、ハンバーガージャンルに属する企画です。百名店のコンセプトは「うまいもの、いま食べるなら、このお店。」で、ジャンルごとに高い評価を集めた100店を発表する取り組みです。

ハンバーガー百名店の公式サイトはこちら


2. どうやって選ばれる?

百名店は、よくある“グルメアワード”のように審査員が試食して選ぶ方式ではなく、基本的には 食べログ上の点数をもとに、特定時点で上位100店を選出する仕組みです。

ポイントは3つあります。

①「特定の時点」のスナップショット

百名店は、いつでも固定のランキングではなく、発表のタイミングで区切った“その時点の上位”が並びます。だから、年ごとに顔ぶれが入れ替わることもありますし、新店が入る年もあれば、常連が強い年もあります。

②「ジャンル内で上位100店」

“ハンバーガーというジャンル内”での上位が選ばれます。ハンバーガー百名店の公式ページにも「今をときめく100店を選出」として一覧が整理されています。

③ 店舗数が多いジャンルはエリア分けされることがある

百名店は、ジャンルによって店舗母数が大きい場合、エリアを分けて発表することがある、と公式が明記しています。
(ハンバーガーは年によって全国で一括の場合もあれば、他ジャンルでは東京/EAST/WESTなどの分割が見られます。)


3. 発表日はいつ?(年ごとに変わる)

百名店はジャンルごとに発表時期が異なります。ハンバーガー百名店も年次で発表され、たとえば「ハンバーガー百名店 2024」の発表については、運営元のカカクコム(価格.com等を運営)公式ニュースリリースで案内されています。要するに「毎年この月」と決め打ちするより、百名店ページやニュースリリースを見て追うのが確実です。


4. 「百名店=絶対に一番うまい店100」ではない理由

百名店は便利ですが、“万能の真理”ではありません。そう理解しておくと満足度が上がります。

① 点数ベースだから「好み」までは揃わない

点数が高い=多くの人に評価されやすい設計である可能性は高いですが、あなたの好み(スマッシュ派・厚肉派・クラシック派、バンズの好み、ソースの濃さ)と一致するとは限りません。

② 「いまの評価」が反映される一方、体験は日々揺れる

飲食は季節や人員、混雑、焼きのブレで体験が変わることがあります。百名店は“当たりやすい地図”ではあっても、“常に同じ体験を保証する証明書”ではありません。

③ 百名店入り=高評価の集合だが、評価軸は店により違う

「肉がすごい」「バンズがうまい」「ソースが唯一無二」「空間が良い」など、評価される理由は店によって異なります。だから百名店の使い方は、“ランキング”というより 探索の入口が適しています。


5. ハンバーガー百名店の上手な使い方

ここから実用です。百名店を“失敗しない形”で活用する手順を紹介します。

手順①:百名店ページでエリアを絞り、候補を3店にする

ハンバーガー百名店は公式一覧で都道府県などで絞り込めます。まずは「行ける範囲」で3店まで絞る。
(候補が多いほど迷って、結局決められない、が起きがちです。)

手順②:自分の好みを“1行で宣言”して店を選ぶ

たとえばこの3つのどれかを決めるだけで命中率が上がります。

  • 香ばしさ・一体感が欲しい(スマッシュ寄りが合いやすい)
  • 肉感を噛みたい(厚肉/粗挽き寄りが合いやすい)
  • 王道の完成度が欲しい(クラシック寄りが合いやすい)

百名店は“良店の集合”なので、最後は好みで決めるのが正解です。

手順③:初回の注文は「定番チーズ」か「店の推しNo.1」

百名店の店ほどメニューの作り込みが強いので、初回はシンプルが最短です。
トッピング盛り盛りは美味しい反面、設計が見えづらくなり“比較”ができなくなります。


6. 「百名店」はグルメバーガー文化に何をもたらしたか

百名店の価値は、単にランキングがあることではなく、バーガーを“専門店文化”として見える化した点にあります。

  • 地方でも名店が見つかりやすくなった
  • 「バーガー遠征」「食べ比べ」の動機になった
  • 店側も“バーガーの設計”を言語化しやすくなった

実際、ハンバーガー百名店は毎年新たな初選出も話題になります(例:2024年は新たに百名店入りした店がある旨がニュースリリースで触れられています)。
こうした更新性が、シーンの熱量を維持する一因になっています。


よくある質問(FAQ)

Q1. 百名店は誰が選んでるの?

基本は“点数上位100店”という仕組みで、特定の審査員が全店を食べて選ぶ方式ではありません。

Q2. 百名店に載っていれば「絶対にうまい」?

外しにくい指標ではありますが、好みや訪問タイミングで体験は変わります。百名店は“当たりの確率が高い地図”として使うのが最適です。

Q3. どの年の百名店を見ればいい?

「いま行く」なら直近の年の一覧が向きます。ハンバーガー百名店も年次ページがあります(例:2024)。


まとめ

ハンバーガー百名店とは、食べログ百名店のハンバーガージャンル版で、特定時点の食べログ点数上位100店を選出する仕組みです。
だからこそ、初めての土地でも有力店を探しやすく、バーガー遠征や食べ比べの“入口”として非常に便利です。

一方で、百名店は万能の序列ではなく、最後は「自分の好み」で選ぶほど満足度が上がります。
香ばしさのスマッシュ、肉感の粗挽き、王道のクラシック――自分の軸を一つ決めて百名店を使う。これが一番外さないやり方です。

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代表
中島 輝行 日本グルメバーガー協会 代表

グルメバーガーの認知拡大と文化の発展を目的に協会を設立。業界のPRとコンテンツ発信を通じて、 店舗・企業・消費者がつながる“バーガー文化の循環”を推進しています。